“いつも何度でも”をピアノで弾いてみた
ごきげんよう、文学YouTuber”ベルりんの壁”のベルです。
ジブリ映画“千と千尋の神隠し”より、“いつも何度でも”をピアノで弾いてみました。
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“千と千尋の神隠し”への想い
<ストーリー>
ひ弱で不機嫌な少女、千尋は現代に生きる普通の女の子。両親とともに車で引っ越し先の家へと向かう途中で「不思議の町」に迷い込んだ。店のカウンターにあった料理を勝手に食べた両親は、豚に姿を変えられてしまう。ひとりぼっちになってしまった千尋は、名を奪われ「千」と呼ばれるようになり、その町を支配する魔女・湯婆婆の下で働き始める。千尋は湯屋「油屋」の下働きとして働きながら、様々な出来事に遭遇しつつも、謎の少年ハクや先輩のリン、釜爺らの助けを借りて、厳しい難局に立ち向かっていく。はたして千尋は元の世界に帰れるのか……?
“千と千尋の神隠し”といえば、日本歴代興行収入が300億円を超え、現在も不動の1位を誇る名作中の名作です。
当時は皆足並みを揃えて映画館に訪れていた記憶があります。
私が映画を見て一番印象的だったのは、豚になってしまった自分の両親を当てる最後のクイズシーンです。
千は見事クイズに正解するのですが、物語中ではなぜ当てることができたのかのネタばらしはありません。
不思議に思った方もいらっしゃるでしょう。
色々な解釈の余地を残していると思うのですが、私は、千尋の”成長”が正解を導いたと考えています。
人は多くの経験を積むことによって、物事を俯瞰的に見ることができるようになったり、大局的に考えられるようになったりします。
これを”成長”と呼んでみますね。
千尋は湯屋で沢山の経験をし、”成長”を遂げました。
今までとは異なる物の見方、感じ方ができるようになり、新しい世界を見ることができた…その結果、クイズを当てることができたのではないでしょうか。
同シーンは、“少女の成長”のメタファー。
千尋が宮﨑駿の想いを届けるメッセンジャーにも見える作品だと思いました。
“いつも何度でも”への想い
歌手の木村弓さんがライアー(竪琴)の音色に乗せて歌う主題歌”いつも何度でも”。
3/4拍子のワルツのリズムが心地良く、彼女の歌声と共に心が震えます。
そして、蘇るあのシーンやあのシーン…
私は、唯一行ったことのある海外が台湾なのですが、千と千尋の神隠しのモデルと言われていた”九份”にも訪れたことがあります。
夜に浮かぶ提灯に囲まれ、狭い階段を登っている時にも”いつも何度でも”が頭に流れていました。
特に好きな歌詞があります。
呼んでいる 胸のどこか奥で
いつも何度でも 夢を描こう
かなしみの数を 言い尽くすより
同じくちびるで そっとうたおう
少し心が忙しい時に言葉をなぞってしまったら、ほろりと涙が出てきてしまいそうではないですか。
私はいつも何度でも夢を描いていきます。
そんな想いの詰まった映画と主題歌だから、一体になりたくて、ピアノに全てを込めてみました。
まとめ
今、私が小学生の時にずっと習っていた大好きなピアノの先生がジブリのファンだったことを思い出しました。
先生は「”千と千尋”を3回観に行ってしまったの」と優しくパンフレットを広げていますーー
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それでは、ごきげんよう