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羽田圭介✕フリスクで小説?

ごきげんよう、文学YouTuber”ベルりんの壁”のベルです。

 
いつもは投稿動画に関するブログを執筆しているのですが、本日Twitterを覗いたら…


フリスクネオに新作が出たんだ!
 
しかも、羽田圭介と小説でコラボ?
 
キーワードは“五感で味わう小説”か…。
 
気になって仕方ない!
 
早速読んできましたので、ぜひ全貌を紹介させてください。
 
※ストーリーのネタバレはありません。

フリスクネオ 新作ホワイトピーチとは

クラシエフーズ フリスク ネオ ホワイトピーチ 35g×9個

2018年2月5日よりクラシエフーズが”フリスク ネオ”シリーズの新フレーバー”ホワイトピーチ”味を発売しました。
 
私はこのシリーズを“フリスクの高い方”と呼んでいます(笑)
 
普通のフリスクに比べて値段が高いからなのですが、それだけの理由はあり、1粒で味わいが長続きすることが特徴です。
 
分厚い二重構造の三角ミントタブレット、好きな方も多いのではないでしょうか?
 
そこに、ジューシーな甘みのホワイトピーチ味ですか!
 
刺激が低めなので、「スースー苦手」という人もいけそうです。
 
また、缶がブラックでスタイリッシュですから、甘いもの好きの男性も抵抗なく購入できそうな気がします。
 
私はガムを食べる方が多いのいですが、フリスクだったらミントガツンが好きですね。
 
だって甘い方はすぐガリガリと食べ過ぎてしまうから…
 
だから、ただの新作ホワイトピーチニュースであればスルーしていたかもしれません。
 
しかし、今回はプロモーションキャンペーンの1つに羽田圭介作”五感で味わう小説”コラボというではありませんか!
 
これは、見るしかない。フリスクも食べなきゃ。
 
でも正直、羽田圭介さんと桃(ピンク)って合わない気もしています(笑)
 
それはなぜか?先に羽田圭介さんを紹介していきますね。

芥川賞作家 羽田圭介とは

成功者K

小説家の羽田圭介さんは、”スクラップ・アンド・ビルド”第153回芥川賞を受賞されています。
 
“ピース・又吉直樹さんとW受賞” “受賞時に「聖飢魔II」のメイクをしていた人”というとわかりやすいかもしれませんね。
 
独特な合理的発言が人気を呼び、一時期はテレビ番組の出演も多かった記憶があります。
 
私は彼のファンであり、書評動画の中で一番多く紹介している(スクラップ・アンド・ビルド、黒冷水、メタモルフォシス、御不浄バトル)作家さんです。
 
そういえば、この前の生配信でも視聴者さんから「好きな作家さんは?」と聞かれて「羽田圭介さん」と答えたかと思います。
 
ちなみにTwitterで唯一通知設定している方も羽田圭介さんです。
 
作風は、世に散らばっている理不尽なことをすくい上げ、淡々と、時にはブラックに進めていくイメージがありますから、桃じゃない…ですよね?笑
 
ただ、変態的な部分もあるので、そういう意味では桃も合ってる(作家にも桃にも失礼)ような気もします。
 
羽田さんは、キリンオールフリーとの企業コラボでもWEB限定小説を公開していたのですが、こちらはオールフリーを購入しなければ読めないものでした。
 
アルコールが入ってたら買ったんですけどね…笑
 
しかし、今回は今なら全員無料で読めるわけですから、貴重だと思います。
 
いよいよサイトに飛んでみましょう!

“五感で味わう”小説の意味

コラボ小説はこちらから読むことができます。

スマホ専用のコンテンツです。
私はPC仕様率が高いので、サイトに飛んで、まごつきました。
 
キャンペーン名は“白桃と没頭”。しっかり韻を踏んでゆく!
 
全3編を順次公開予定ということで、現在は第1弾「なぜ自分は、今までそれを」を読むことができます。
 
ぱっと見たところ普通の電子書籍に見えますが、何せこれは”五感で味わう”ものですからね。
 
感覚を研ぎ澄まし、どこからでも刺激が来いと読んでみました。
 
1項目ずつ見ていきましょう。

視覚

文章を読むこと自体視覚を使うものですが、ところどころ電子コンテンツならではの仕掛けが施してありました。
 
重要なワードは太字になっており、次への伏線となることをほのめかします。
 
また、横にページスクロールすると、シーンの雰囲気に合わせて背景の色が変化します。
 
インスタのフィルターをかけているような感覚に近いです。

聴覚

音声ONの設定で読むと、街中のシーンで雑踏の音が流れました。
 
文字が浮き出てくるような臨場感が溢れます。
 
イヤホン推奨です。

触覚

第1弾にはなかったのですが、どうやらバイブレーション機能を使った演出が期待できそうですよ。

嗅覚・味覚

“フリスク ネオ ホワイトピーチ”を食べながら読んでね! ということらしいです(笑)
 
 
私は読んだ瞬間、「これはまさに動画(的)小説ではないか?」と感じました。
 
まず、読了に約5分程度という短尺。
 
そこにBGM、効果音、そしてシーンによるカラーエフェクトと想像力を補助するものが散りばめられ、飽きずに楽しませる工夫がなされています。
 
私がYouTuberだからというのはあるのですが、動画編集に似たものを感じました。
 
触覚に関しては、YouTubeさん、スマホのバイブレーション効果を追加してください!笑
 
そういえば、漫画のウェブサイトでもこのような演出を体験したことがありましたね。
 
漫画を読む感覚にも近いので、普段本を読まないという方には面白いと思えるきっかけになるのではないでしょうか?
 
逆に、「編集でごまかさなくったって元が良いから要らないよ!」という方もいらっしゃるかもしれませんね。

小説”なぜ、自分は今までそれを”感想


小説としての感想を述べていきますが、短い作品の中に羽田さんの着眼点が光っています。
 
アラサー女が「なぜ、自分は今までそれを…」ふと気づくところがリアルで、社会に投げかけているようなメッセージを感じました。
 
ただ、いきなり「フリスクネオ ホワイトピーチ」という強い固有名詞がバーンと出て来るので、一瞬小説世界からステマが過る部分はありますね。
 
これは、仕方ないでしょう。
 
ご本人は今回の取り組みについて下記のようにコメントしています。

お題があったり、広告としての小説となると、不自由さを感じることがままある。今回はそれがなかった。リフレッシュして集中するという、フリスク ネオの特性に起因しているのだと思う。

これが聞けて安心しました。
自由に書かれた作品だと思うととっても嬉しい。
 
ショートショートレベルを無料で読めるので、羽田文学が自分にマッチしてるかも試せると思います。
 
そして猫ちゃん好きにもおすすめの作品でしたよ!
 
個人的に久しぶりに羽田圭介さんだったので、また長編を読みたいという欲が強くなりました。
 
私にとっては羽田さんプロモーションの比重が重かったかな?
 
いや、今度コンビニで見つけたらフリスクも買って、第二弾は嗅覚・味覚も制覇します!
 
 
ちなみに、私の羽田圭介さんの動画で最も人気のある動画は「スクラップ・アンド・ビルド」 の書評です。
 
随分昔で未熟な作りではありますが、芥川賞・直木賞の違いなどにも触れているのでぜひご覧いただけると嬉しいです!

今後も、動画では間に合わない時事や旬なニュースはブログで扱っていく予定ですので、お楽しみに!
 
それでは、ごきげんよう。

ぜひ、”ベルりんの壁”の記事を各ブログで紹介していただけると嬉しいです!

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